Final Cut Pro X Logic Effects - Space Designer を自動化する

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Space Designer を自動化する

Space Designer は、ほかの大部分の Logic のプラグインとは異なり、完全に自動
化することはできません。というのも、Space Designer では、オーディオを再生
する前に IR を再読み込みする(およびコンボリューションを再計算する)必要
があるためです。

以下の Space Designer パラメータの自動化について詳しくは、「Final Cut Pro」を
開き、「ヘルプ」>「Final Cut Pro ヘルプ」と選択してください。

• ステレオのクロスフィード

• 直接出力

• リバーブ出力

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Space Designer コンボリューションリバーブ

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「Final Cut Pro」には、オーディオ制作時によく行う作業に特化した Logic エフェ
クトおよびユーティリティが用意されています。これらのプロセッサを状況に応
じて利用できます。たとえば、Denoiser では、しきい値のレベルより小さいノイ
ズを除去または減衰できます。Exciter では、人工的に高周波数成分を生成して録
音データに躍動感を与えることができます。SubBass では、入力信号から引き出
した人工的なベース信号を生成できます。

この章では以下の内容について説明します:

Correlation Meter

(ページ 135)

Denoiser

(ページ 136)

Direction Mixer

(ページ 138)

Exciter

(ページ 141)

MultiMeter

(ページ 143)

Stereo Spread

(ページ 148)

SubBass

(ページ 149)

Test Oscillator

(ページ 151)

Correlation Meter

Correlation Meter ではステレオ信号の位相関係が表示されます。

• 「+ 1」(右の位置)は、左右のチャンネルが 100 %相関していることを表し

ます(すなわち、左右の信号がまったく同じ位相であるということです)。

• 「0」(中央の位置)は、左右の信号に可能な範囲で最大の差があり、きわめ

て広範なステレオ効果が得られることを表します。

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