Final Cut Pro X Logic Effects - Space Designer の「Output」スライダを使う

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Space Designer の「Output」スライダを使う

「Output」パラメータでは、直接の(ドライ)信号と処理済みの信号のバランス
を調整できます。使用可能なパラメータは、Space Designer の入力設定によって
異なります。

モノ、モノ→ステレオ、またはステレオエフェクトとして Space Designer を接続
した場合は、2 つの出力スライダが表示されます。1 つは直接信号用、もう 1 つ
はリバーブ信号用のスライダです。

サラウンド設定の場合、小さなサラウンド出力ミキサーを構成する、4 つの出力
スライダがあります。

Mono/Stereo

Surround

130

7

Space Designer コンボリューションリバーブ

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Space Designer のモノ/ステレオ出力設定パラメータ

• 「Dry」スライダ: エフェクトがかかっていない(ドライ)信号のレベルを設

定します。

• 「Rev」(Reverb)スライダ: エフェクトがかかった(ウェット)信号の出力

レベルを調整します。

Space Designer のサラウンド出力設定パラメータ

• 「C」(Center)スライダ: ほかのサラウンドチャンネルとは別に、センター

チャンネルの出力レベルを調整します。

• 「Bal」(Balance)スライダ: フロント(L-C-R)チャンネルとリア(Ls-Rs)

チャンネルのレベルのバランスを設定します。

• 7.1 ITU サラウンドでは、サラウンドアングルを考慮して Lm-Rm スピーカー

を軸に、その前後でバランスを設定します。

• 7.1 SDDS サラウンドの場合は、Lc-Rc スピーカーがフロントスピーカーと見

なされます。

• 「Rev」(Reverb)スライダ: エフェクトがかかった(ウェット)信号の出力

レベルを調整します。

• 「Dry」スライダ: エフェクトがかかっていない信号の全体のレベルを設定し

ます。