Final Cut Pro X Logic Effects - Vocal Transformer の「Robotize」モードを使う

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Vocal Transformer の「Robotize」モードを使う

「Robotize」を有効にすると、旋律を広げたり狭めたりすることができます。
「Tracking」パラメータを使うと、元の音からの離れ具合を調整できます。

「Tracking」スライダおよびフィールドには 4 つのボタンがあり、以下の最も便
利な値に即座にスライダを設定できます:

-1(スライダを- 100 %に設定): すべての音程が逆になります。

0(スライダを 0 %に設定): ボーカルクリップのすべての音が同じピッチで

歌われるという面白い結果が得られます。この値を小さくすると、歌われてい
る旋律が話し声のようになります。

1(スライダを 100 %に設定): 旋律の範囲が維持されます。値が大きくなる

と旋律が広がり、値が小さくなると旋律が狭まります。

2(スライダを 200 %に設定): 音程が倍になります。

「Pitch Base」パラメータは、「Tracking」パラメータが基準とするノートのトラ
ンスポーズに使います。たとえば「Tracking」を 0 %にすると、選択した基準ピッ
チの値にノート(話し声)のピッチがトランスポーズされます。

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ボーカルエフェクト

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