Space Designer の「Input」スライダを使う
「Input」スライダの機能は、ステレオインスタンスとサラウンドインスタンス
で異なります。このスライダは、モノインスタンスまたはモノ→ステレオインス
タンスでは表示されません。
• ステレオインスタンスの場合、「Input」スライダはステレオ信号の処理方法を
指定します。
• サラウンドインスタンスの場合、「Input」スライダは、リバーブに送られるサ
ラウンドチャンネルに LFE 信号をどの程度ミックスするかを指定します。
Stereo
Surround
Space Designer の「Input」スライダ:ステレオモード
• 「Stereo」設定(スライダの一番上): 信号は、原音信号のステレオバランス
のまま、左右のチャンネルで処理されます。
• 「Mono」設定(スライダ中央): 信号はモノで処理されます。
• 「Xstereo」設定(スライダの一番下): 左右の信号が反転し、右チャンネル
の処理が左チャンネルで、左チャンネルの処理が右チャンネルで行われます。
• 各設定の間の位置: ステレオからモノまでのクロスフィード信号のミックス
が生成されます。
Space Designer の「Input」スライダ:サラウンドモード
• サラウンドでの「Max」設定(スライダの一番上): 最大量の LFE 信号がほか
のサラウンドチャンネルとミックスされます。
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第 7 章
Space Designer コンボリューションリバーブ
• サラウンドでの「0」設定(スライダの一番下): LFE 信号全体が未処理のま
まリバーブを通過します。
• 各設定の間の位置: LFE とサラウンドチャンネルをミックスした情報が処理さ
れます。