目次
Multipressor
82
Noise Gate
86
Spectral Gate
88
Surround Compressor
91
モジュレーションエフェクト
95
第 5 章
Chorus エフェクト
96
Ensemble エフェクト
96
Flanger エフェクト
98
Phaser エフェクト
99
Scanner Vibrato エフェクト
100
Tremolo エフェクト
102
スペースエフェクト
105
第 6 章
プレート、デジタル・リバーブ・エフェクト、およびコンボリューションリバー
ブ
106
PlatinumVerb
107
Space Designer コンボリューションリバーブ
111
第 7 章
Space Designer インターフェイスを理解する
112
Space Designer の IR(インパルスレスポンス)パラメータを操作する
113
Space Designer のエンベロープおよび EQ パラメータを操作する
117
Space Designer のフィルタを操作する
124
Space Designer のグローバルパラメータを操作する
126
Space Designer を自動化する
133
スペシャルエフェクト/ユーティリティ
135
第 8 章
Correlation Meter
135
Denoiser
136
Direction Mixer
138
Exciter
141
MultiMeter
143
Stereo Spread
148
SubBass
149
Test Oscillator
151
ボーカルエフェクト
155
第 9 章
DeEsser
155
Pitch Correction エフェクト
157
Pitch Shifter II
161
Vocal Transformer
162
4
目次
「Final Cut Pro X」には、幅広い種類の Logic エフェクトが付属しています。これ
らはデジタル信号処理(DSP)エフェクトおよびプロセッサで、リアルタイムで
既存のオーディオ録音データやオーディオソースの音に色づけしたり、音色を整
えたりすることができます。日常的な作業で遭遇するオーディオの処理や操作上
のほぼすべての要求に対応できます。
最も一般的な処理オプションには、EQ、レベル(ダイナミックプロセッサ)、
モジュレーション、ディストーション、スペース(リバーブ)、エコー(ディレ
イ)などがあります。
さらに高度な機能として、高精度の信号メーターやアナライザ、ノイズ除去、低
音増強、およびボーカルエフェクトなどがあります。
ご承知の通り、ここに含まれる多くのプロセッサとユーティリティは、実際には
「エフェクト」に分類されるわけではありません。しかし、オーディオ制作に極
めて有用であることは間違いありません。
すべてのエフェクト、プロセッサ、ユーティリティには操作が簡単になる直観的
なインターフェイスがあり、作業を迅速に進めることができます。必要なとき
に、いつでも卓越した音質を確保できます。逆に、オーディオを劇的に変化させ
る必要があるときには、極端な処理も可能です。すべてのエフェクトとプロセッ
サは、CPU の使用効率が高くなるよう高度に最適化されています。
この序章では以下の内容について説明します:
•
Final Cut Pro X に付属の Logic エフェクトについて
(ページ 5)
•
追加リソース
(ページ 7)
Final Cut Pro X に付属の Logic エフェクトについて
「Final Cut Pro X」に付属の Logic エフェクトは、特定の用途に合わせて設計され
ています。こうした固有の特徴と用途から、各アプリケーションでは適切なエ
フェクトとユーティリティの独自のコレクションを利用できます。
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