Final Cut Pro X Logic Effects - エンベロープフォロワーで RingShifter をモジュレートする

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エンベロープフォロワーで RingShifter をモジュレートする

「Oscillator」セクションの「Frequency」パラメータと「Output」セクションの
「Dry/Wet」パラメータは、内部のエンベロープフォロワーおよび LFO でモジュ
レートできます(

LFO で RingShifter をモジュレートする

を参照)。オシレータの

「Frequency」では 0 Hz 付近までモジュレーションできるため、オシレーション
の方向も変更できます。

エンベロープフォロワーは、入力信号の振幅(音量)を分析し、その結果に基づ
いて、常に変化する制御信号を発信します。これは入力信号の動的音量エンベ
ロープと呼ばれます。この制御信号はモジュレーションにも使用されます。

• 「Power」ボタン: エンベロープフォロワーのオンとオフを切り替え、以下の

パラメータを有効にします。

20

1

ディストーションエフェクト

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• 「Sens」(Sensitivity)スライダ/フィールド: 入力信号に対するエンベロープ

フォロワーの感度を指定します。低めに設定すると、エンベロープフォロワー
は最も強い信号のピークにだけ反応します。高めに設定すると、エンベロープ
フォロワーは信号をより厳密に追跡しますが、動的な反応が弱くなることがあ
ります。

• 「Attack」スライダ/フィールド: エンベロープフォロワーの応答時間を設定

します。

• 「Decay」スライダ/フィールド: エンベロープフォロワーが高い値から低い

値に戻るまでの時間を操作します。