Final Cut Pro X Logic Effects - Test Oscillator

background image

Test Oscillator

Test Oscillator は、スタジオの機材や楽器のチューニングに便利です。音源プラグ
インとしてもエフェクトプラグインとしても挿入できます。2 つのモードで操作
でき、静的な周波数またはサインスイープを生成します。

151

8

スペシャルエフェクト/ユーティリティ

background image

1 つ目のモード(デフォルトのモード)では、挿入するとすぐにテスト信号の生
成を開始します。切り替えはバイパスすることで行うことができます。2 つ目の
モード(「Sine Sweep」ボタンをクリックすると有効になります)では、
「Trigger」ボタンでトリガすると、ユーザが定義した周波数スペクトラム・トー
ン・スイープが生成されます。

• 「Waveform」ボタン: テスト・トーンの生成に使用する波形の種類を選択し

ます。

• 「Square Wave」および「Needle Pulse」の波形は、エイリアシングまたはア

ンチエイリアシングのいずれかの処理をしたものを使うことができます。ア
ンチエイリアシングでは「Anti Aliased」ボタンも併用します。

• 「Needle Pulse」はシングル・ニードル・インパルスの波形です。

• 「Sine Sweep」ボタンが押されている場合、「Waveform」セクションにおけ

る固定されたオシレータ設定は解除されます。

• 「Frequency」ノブ/フィールド: オシレータの周波数を定義します(デフォ

ルトは 1 kHz)。

• 「Sine Sweep」ボタン: サインスイープ(周波数スペクトラムは「Start Freq」

および「End Freq」フィールドで設定)が生成されます。

• 「Time」フィールド: サインスイープの長さを指定します。

• 「Start Freq」/「End Freq」フィールド: 上下にドラッグして、サインスイー

プの最初と最後におけるオシレータの周波数を定義します。

• 「Sweep Mode」ポップアップメニュー(拡張パラメータ領域): スイープカー

ブとして「Linear」または「Logarithmic」のいずれかを選択します。

• 「Trigger」ボタン/ポップアップメニュー: 「Trigger」ボタンをクリックする

と、サインスイープがトリガされます。ポップアップメニューで「Trigger」ボ
タンの動作を選択します:

Single: スイープを 1 回トリガします。

152

8

スペシャルエフェクト/ユーティリティ

background image

Continuous: スイープを無限にトリガします。

• 「Level」スライダ/フィールド: Test Oscillator の全体の出力レベルを定義し

ます。

153

8

スペシャルエフェクト/ユーティリティ

background image