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Linear Phase EQ のアナライザを使う
アナライザが有効なときは、高速フーリエ変換(FFT)という数学的な処理を利
用して、入力信号のすべての周波数成分がリアルタイムで表示されます。この周
波数成分は、設定した EQ カーブに重ねて表示されます。アナライザカーブには
EQ カーブと同じスケールが使用されているため、重要な役割を持つ周波数を容
易に見分けることができます。また、EQ カーブを設定して周波数のレベルおよ
び範囲を調整することが簡単になります。
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第 3 章
イコライザ
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FFT 分析から得られる帯域は、周波数の線法則に従って分割されるので、オク
ターブが高いほど、低い場合よりも多くの帯域に分割されます。
アナライザを有効にすると、グラフィックディスプレイの右側のアナライザ上限
パラメータを変更して、スケールを変更できるようになります。表示される領域
のダイナミックレンジは 60 dB です。垂直方向にドラッグすると、最大値を+ 20
〜- 40 dB の範囲で設定できます。アナライザのディスプレイは、常に dB 単位
のリニア表示です。
メモ: 分解能を選択するときは、分解能を上げると大幅に処理能力が増すことに
留意してください。たとえばベース周波数が非常に低い場合に正確な分析結果を
得るには、分解能を上げる必要があります。該当する EQ パラメータを設定した
後は、アナライザを無効にするか、Linear Phase EQ ウインドウを閉じることをお
勧めします。これにより、CPU リソースを解放して別のタスクに割り当てること
ができます。
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第 3 章
イコライザ
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